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事例

富士急ハイランド様 -VRアトラクション- 【モバイルラック導入事例ご紹介】

2024.5.21

富士急ハイランド

今回当社のモバイルラックをご導入いただいたのは、”FUJIYAMA”や”高飛車”、”戦慄迷宮”など数々の有名アトラクションを有する遊園地「富士急ハイランド」です。


近年はアトラクションとしてVRを導入するなど、最新の技術も積極的に取り入れられています。この度、2016年10月よりリニューアルのため休止していた人気コースター”ドドンパ”がVRアトラクション「ほぼドドンパ」として復活しました。

VR(バーチャル・リアリティ)とは?

VRとは、Virtual Reality(バーチャルリアリティ・仮想現実・人工現実感)の略で、その場にないものを五感に働きかけることで、まるで現実であるかのように感じさせる技術の総称です。

特に2016年は”VR元年”と言われており、ゲームなどの消費者向けだけでなく、不動産・アミューズメント・観光などあらゆる業界でサービスとしての応用が次々と考えられており、富士急ハイランド様でもジェットコースターを仮想的に体験するVRアトラクションとして導入されました。

スマートフォンの充電

VRを体験するには、視覚・聴覚などに働きかける専用のデバイスが必要です。例えば、画像のようなヘッドセット(ヘッドマウントディスプレイ、HMD)やヘッドホン・イヤホンなどです。


近年では画像のように、ヘッドセットにスマホを挿し込み、スマホの画面を専用のレンズで覗き込むタイプが発売されています。

今回、富士急ハイランド様でご利用のヘッドセットもこのスマホを挿し込むタイプだったため、複数台のスマホをどのように充電しながらアトラクションを運用するかが課題でした。アトラクションの営業中に、スマホのバッテリーが切れてしまってはアトラクション自体がストップしてしまいます。

さらに、複数台をお客様にご利用いただいている間、予備のスマホを充電し、バッテリーが切れたらそれらと交換するということを営業時間内に何度も繰り返すため、高速充電対応のACアダプタを利用する必要がありました。

パーツが選べる充電保管庫

今回は、スマホ50台以上を高速充電しながら保管できること、20台弱のVRヘッドセットが収納できることが必要でした。センターピアのモバイルラックでは、最適なパーツを組み合わせることでそれらにも対応が可能でした。

センターピアのタブレット充電保管庫「モバイルラック」は、ご利用の端末の種類や収納台数、充電方式に合わせてパーツやオプションをお選びいただくことができます。

スマホ50台以上収納可能

パーツが選べる充電保管庫モバイルラック

センターピアのご提供内容
スマホ50台以上収納可能
モバイルラックの事例
今回お選びいただいたパーツは、

・モバイルラック本体(標準モデル)
・スマホ収納トレイ
・ケーブル収納トレイ
・VRヘッドセット収納トレイ
・運搬用ハンドル・取手
でした(今回は収納台数が多かったためいくつかのパーツを特注対応にて製作させていただきました)。

また、充電方式がUSBタイプではなく、すべてのスマホを高速充電対応のACアダプタに繋ぐ必要があったため、ケーブルの配線まで一括でサポートもさせていただきました。

ドドンパ駅舎内でご利用

今回導入させていただいたラックは、ドドンパ駅舎内でご利用いただいておりました。

お客様の声

富士急ハイランドの企画のご担当者様より以下のコメントを頂戴しました。

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スピーディな対応が大変助かりました。
開業日が差し迫っており、かつ他の必要備品との納期調整が必要な案件だったのですが、
素早く、かつ柔軟にオーダーにご対応いただけたことで無事に開業日を迎えられました。
ありがとうございました。

富士急ハイランドでは、2017年12月9日より、日本最速絶叫コースター「ドドンパ」をバーチャルリアリティで楽しめるVRアトラクション「ほぼドドンパ」をオープンしました!

コースレイアウトのリニューアルのため10月2日をもって営業休止中だった「ドドンパ」ですが、「もう二度と初代ドドンパに乗れないの?」「休止前に乗りたかった」という反響に応え、全天候型 VR(バーチャルリアリティ)アトラクションとして復活することになりました。

1.8秒で時速172kmに到達する圧倒的な加速力、身体が真横に傾いたまま疾走する大カーブでの振り飛ばされそうな感覚、現実の世界では姿を消し去ってしまった高さ52mタワーの垂直上昇・垂直落下など、初代ドドンパをパッケージした内容を、ホームにいながらにして臨場感そのままの絶叫体感をお楽しみいただけます。

絶叫マシン好きの方もそうでない方もこの機会に是非、富士急ハイランドに足をお運びいただき、最新のアトラクションをご体感ください!

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本記事では、VRの利用環境におけるモバイルラックの活用事例をご紹介させていただきました。

VR市場では、日々さまざまなサービスやコンテンツ、デバイスが発表されており今後も発展が期待できる面白い市場だと感じています。

VRの機材は、今回のようなスマホを挿し込むタイプや、ヘッドセットからヘッドホンまですべて一体になったタイプまでいろいろな種類のものが発売されています。

今後も市場の発展に伴い、多種多様なデバイスが発売されることが予想されますが、弊社ではそれらにも柔軟に対応できるよう今後も製品の開発・改良を進めて参ります。

 

※納品日の前日は11月にも関わらず雪が降りました

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