サーバーラック関連製品を手掛けるセンターピア株式会社(所在地:東京都中央区、代表:上野 芳久、以下センターピア)は、
2023年4月1日(水)より、ラック消費電力監視システム「CP-OWL」の開発を開始しました。
本システムの開発によって、ラックあたりの消費電力の監視が可能になります。
また、既設のデータセンターにも容易に後付け設置ができ、データセンター業のベンチマーク制度(※1)普及に貢献します。
令和4年4月より、国の省エネルギーの取り組みとして、データセンター業に対する、ベンチマーク制度が施行され、
ハウジング事業者並びにホスティング事業(クラウド事業者)に対して、目標PUE1.4に対する状況報告が課されることになりました。(※2)
PUEの算出にあたり、複数の事業者が混在するデータセンターにおいては、 ラック単位でIT機器の消費エネルギー量を計測し、
自社保有分のIT機器のみを集計する必要があり、 ラック消費電力監視システムの開発を開始しました。
ラックごとに監視機器端末を設置することで、ラックごとの電圧・電流等を計測。
アクセスポイントを介して、管理用PCにラックごとの消費電力・電力量を表示しこれまでデータ含め確認が可能です。
各ラックに、1台ずつ監視機器端末を設置することで、管理用PC1台で最大200ラック分の消費電力の監視が同時に可能(※4)。
また、一部電気的な工事が必要なものの既存の機器接続を変更することなく、後付けで設置が可能です。
メーカー:センターピア株式会社
製品名:ラック消費電力監視システム「CP-OWL」
対応電源:AC100V~200V
最大入力電流:80A
測定項目:交流電圧、交流電流、周波数、消費電力、電力量、力率
最大同時接続数:200台
受注開始予定:2023年10月1日
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